猫のPが来た日
初めて猫ちゃんに会えた日。
猫と出会いがあれば飼いたいな~と
ぼんやりと思いながら、下の子が産まれて
なかなか飼うチャンスを逃していた私。
1年ほど前のある日、知り合いから緊急で
「お昼までに猫ちゃんをもらいにいかないと
4匹の捨て猫の兄弟が保健所に連れて行かれる。
誰か飼いませんか?」
とLINEがきました。
我が家の猫ちゃんの条件として
”人懐っこい猫”というのがありました。
とりあえず、見に行ってみようと
車を飛ばして現地に行くと。。。
「あと1匹しか残っていないんですよ~」
それが、Pちゃんでした。(我が家の猫ちゃんの名前の頭文字)
ところが・・・
Pちゃん、明らかに弱っている。。。
目も目やにで開かず隅っこのほうで震えていました。
他の兄弟たちはわーわーと寄ってきて人懐こいのに。
もしかしたら、身体の弱い子かな。
断ろうかな。
そのような考えがよぎりました。
でも一緒に行った母がその子を抱っこしたとき。
Pは弱った身体ながらよじよじと母の身体を登ります。
”生きたい”
生命力を感じました。
次の瞬間「もらいます!」私はそう言っていました。
その後、すぐに病院に連れて行きましたが
病院側もどうなるか分からない、、という考えだったのでしょう。
薬と栄養剤を打ってそのまま帰りました。
2、3日は震えてほとんど動きませんでした。
しかし、少しずつエサを食べ始め、
歩き始め、なわばりを広げはじめ。
人が大好きな猫に育ってくれました!
あのときの出会いに感謝しています。